無宗教葬という形式で行なわれる葬儀 - 葬儀マスター

無宗教葬という形式で行なわれる葬儀

近年では、特定の宗教や宗派に属さない人が非常に多くなっており、そうした方々の間で無宗教葬が大きな注目を集めています。この形式の葬儀を行なう一番の良さは、式の内容を自由に企画することができ、故人らしい葬式にすることができるということです。

また、特定の宗教や慣習を気にする必要がないため、遺族の負担を減らすこともできるでしょう。もちろん、無宗教葬と言っても実に様々な形式があります。その一つは音楽葬で、故人が生前好きだった音楽や遺族との思い出の曲の生演奏が行なわれ、それらの音楽が演奏される中、温かい雰囲気に包まれながら故人を見送ることができます。

式の中で、故人が愛した歌を参列者全員で歌うというケースもよく見受けられます。また、ガーデン葬と呼ばれる形式のものもあり、自宅の庭などに祭壇を設け故人を見送ります。特に、生前庭いじりが大好きだった方などの場合、故人が大好きだったお庭での葬式をしたいと希望する遺族も増えています。

お庭では、明るい雰囲気の中で故人を偲ぶことができるでしょう。さらに、無宗教葬の中には、メモリアル葬として知られる形式のものもあります。このスタイルの式では、故人の思い出がたくさんつまった品や故人が大好きだった花、趣味にしていた物などをたくさん飾って見送りすることができます。

こうしたスタイルの式にすることによって、葬儀っぽくなることなく、温かい和やかな雰囲気の中で式を執り行えることでしょう。